平成22年9月5日(日)、「女性校友の集い&中・東地区合同懇親会」が開催され、京都においても異常気象と思える暑さの中、41名の校友が集いました。
場所は京都でも老舗の『中村楼』。
『二軒茶屋』とも呼ばれるこのお店には、
大津事件(明治24年、我が関西大学創立者「児島 惟謙」先生が、大審院長として政治部門からの司法権独立を守り抜いた)
の前日、ニコライ2世が立ち寄られたとの事にて、とてもご縁を感じました。
また、こちらのご長男は関大卒との事にて重ねてご縁があるようです。
店内から眺めるお庭は、落ち着きがあり、「癒し」の空間。このようなすばらしい場所を設定して頂いた、組織委員の茶谷様に大感謝です。
会の冒頭には、恒例(今回で5回目)の古典落語を、校友の
「花の家さんご」さんにお願いし、まずは”お笑い”でスタート。
現在高校教師を務める彼女の落語は、校友の顔を笑顔に、そして気持ちを優しくしてくれる、絶品でした。
そして、今回のテーマは
「守ること、伝えること!」。
『中村楼』のご主人にお話をお伺いし、伝統を守り、伝えることの重要さを実感いたしました。
懇親会は和やかな雰囲気で、皆さんとてもお元気そう・・・。
懇親会のお料理はこの祇園豆腐を含む京懐石。どのお料理も上品で、暑さで疲れた体を癒して頂きました。
最後は女将さんにお店の中を案内して頂き、
掛け軸や襖絵、書などを拝見させて頂くという、
貴重な体験もさせて頂きました。
明治時代の建物の中には、伊藤博文(以下敬称略)や三条実美、有栖川熾仁親王の書などもあり、まるで美術館の様な空間で、感動いたしました。
このように、関西大学校友会・京都支部は、校友の皆様のご縁で、いろんな体験をすることができます。まだ参加されていない校友の皆様、ぜひ次の機会にご参加ください。お待ちしています!(京都支部広報・福井浩二)